事業を数字で把握するメリット
「数字なんてどうでもいいよ、売上をあげればいいじゃん」と考えてしまいがちですが、事業を数字で捉えると多くのメリットがあります。
何処に力を入れればいいのかが分かってきますので無駄が省けます。無駄にしていた時間や労力を有効な部分に投入できますので、事業が効率的に運営できるようになります。
また、不必要な不安にかられることも少なくなります。マインドの低下による売上の不振を避けることができます。
なぜ、数字が不安を失くすのかといえば、例えば、100枚のハガキを出せば4万円の仕事がかなりの確率で受注できたとします。100枚のハガキを書くのに1日かかったとします。その4万円の仕事をこなすのに2日かかったとします。この事業は成り立つでしょうか?
8日間ハガキを書き続けると4万円の仕事が8本受注できます。8本の仕事を完了させるのに16日かかりますので、24日の労働で32万円の売上になります。はがき代が4万円かかるとすると利益は28万円になります。儲かるとは言えませんが、一応仕事にはなりそうです。
これを可能にするには数字が把握できていなければなりません。仕事がとれるかどうか分からないハガキを8日間も書き続けるなんてことはできないからです。
「こうすれば、こうなる」といったものが数字で把握できてれいれば、やり続ける事に不安はありません。