逆から考える、独立起業

前回、自分の好きなことでは独立できない、と述べましたが、その続きです。

ここが悩みどころなのですが、自分の好きなことができないのなら、そもそも独立起業する意味がないように思えてきます。やりたくない事であれば熱が入りません。やる気が起こりません。

ただ、この現実を知っていることはとても重要なことです。特に失敗のできない方の場合には、絶対に押さえなければならないポイントです。

世の中には、自分の好きな事をやって成功していしまう人もいますが、それはレアケースであって、自分も同じように成功できるとは考えてはいけません。あなたは失敗することができないのです。

当たるかどうか分からないものに人生をかけることが、どれほど危険で、悲惨な結果につながるのか想像してみください。

ここで、起業における事業選びのパターンを整理してみたい思います。通常は次のようになります。

自分のやりたい事 → それで起業

多くの人は、「せっかく独立して一国一城の主になるのだから」 といって、自分の好きなことで起業するのですが、それで事業が成り立つかどうかは、何の保証もありません。そこで、逆にします。

成功できる事業を探す → その中で自分のやりたい事を選ぶ

探した事業の中には、自分のやりたい事はないかもしれません。しかし、あなたは確実に成功できます。なぜなら、選んだ事業は成功できる事業だからです。

あなたなら、どちらを選びますか?

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