お客さんはいるのか?
お客さんがいなければ、商売は成り立ちません。
当たり前の話ですが、これが結構難しい話です。お客さんがほとんどいない商売を始めてしまう方がいます。「自分はこれをやりたい」という思いをコントロールすることは想像以上に難しいものです。
自分のやりたい事と、儲かる商売との間には、何の関係性もありません。自分のやりたい事と儲かる商売が一致してりればいいのですが、そうでないと、やがて行き詰ってしまいます。
自分の起業ですから「自分のやりたい事をやって何が悪いのだ」となりがちですが、儲けがでなければ商売が成り立ちません。まずは、商売が成り立つことを優先させましょう。
そこで、お客さんがいるのか、を考えていくことになります。
ここで見落としがちなのが、ニーズはあってもお客さんにならないケースです。代金を支払う余力がない方をターゲットにしても、商売は成り立ちません。また、申し込みや依頼をする手段を持たない人をターゲットにしても、商売は成り立ちません。購入するとした意思表示ができづらい人もします。
「ニーズはあるはずなんだけど、上手くいかない…」
そんな状況に陥ります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
広告媒体から考える事業
いろいろな方法があると思いますが、ここでは広告媒体から事業を考えてみます。
広告を打ちます。それを目にする人がいます。その人達の中で、注文をし購入してくれる層を選びます。その層に対して、ニーズに合う商品を提供します。
このように逆に考えていった方が、より現実的な事業の展開ができるでしょう。